トリプルA格付け企業は絶滅するか

トリプルA格付けというのは企業の資金調達において信用の勲章だ。企業の格付け会社大手S&Pによると、トリプルA企業はわずか5社。先日、GEが格下げになり減ってしまった。そしてまた医薬品大手のファイザーが格下げの方向に向かっている模様。残りの4社、石油大手のエクソンモービル、医薬品大手のジョンソンエンドジョンソン、雇用サービス大手のマチックデータプロセッシング、そしてソフトウェア大手のマイクロソフト。この4社についてはしばらく安泰といわれている。
でも、この格付け制度ってのはアメリカ企業のためのシステムのように思えてならない。信憑性に欠け腑に落ちないところがある。トリプルAの評価を得るのはデフォルトに陥るリスクが極小な企業、すなわち収益力とキャッシュフローが安定している企業であるはずだ。だがしかしだ。かつてのトリプルA企業のGMやフォード、そして破綻は免れたものの今や実質国有化されたも同然のAIGなど、それでも元トリプルA企業かよ!とつっこみたくなる。
とまぁ格付けに対する不満は募るばかりだが、格付けというシステムは市場で幅広く用いられ、企業の評価に重要視されている。逆に、この経済環境でトリプルAを維持、または昇格する企業には注目するべきだとも思う。



