2009/11/20
ジェイ・エイブラハム ダイレクトマーケティング ビジネス マーケティング 起業

ダイレクトマーケティングの世界で有名(らしい)なジェイの本。この手の翻訳本は苦手なんだが、借りたからには読まなくては。
ダイレクトマーケティングのテクニックは綺麗に纏まっている気がした。ECやデジタルプロダクトを取り扱うビジネスには参考になるかも。もちろんアフィリエイターにとっても。また、特に中小企業の経営者がマーケティングを軽視することによって起こりうるビジネス停滞の理由として、(1)事業のあらゆる側面に成長思考を取り入れていない。(2)成果を計測、監視、比較、数値化していない。(3)綿密なマーケティング戦略や計画、具体的な業績予測を立てていない。(4)適切かつ具体的な目標の立て方がわからない。とあり、そんなスティッキングポイントを打破する方策が事例を通して紹介されていた。
個人的に「なるほどぉ」と感じたのは、(1)人に仕事を任せるもっともよい方法は、あなたが仕事だと思っていることを「遊び」だと思う人にそれをやらせること。(2)ROIを向上するもっともダイナミックな方法の1つがバーター取引。(3)欧米企業のトップ2000社の合計収益の20%以上がアライアンスによるもので、アライアンスの数は年20%の割合で増加中。
翻訳がイマイチなのかオリジナルなのかわからないが非常に読みにくい本。。いい睡眠導入剤になることは間違いない!
2009/11/13
コンサルタント ビジネス 野口吉昭

数多くの体系的なビジネス本を執筆している野口吉昭さんの著書を図書館で頂いた。これはノウハウ本ではなくコンサルタントとしての経験値を公開しているイージー本。コンサルタントに必要であろうスキルについてエピソードを交えて解説している。「コンサルタントのXX力」シリーズ3部作のようだ。
共感したキーワードとしては、ニーズをシーズでウォンツ、ニーズ対応型というよりウォンツ創出型、セカンダリデータで事前リサーチ、コミットメントで関係者全員の当事者意識を高める、鳥の目と虫の目、エレベーターステートメント、言葉のひげをなくす、フレームワークとシナリオ力、ストーリーテリングの導入、行動の基本はmust(しなければならない), can(できる), will(したい、決意する)の3つ、相手軸を意識し相手の期待値にあわせながらも期待値を超える解答をだしていく、など。
2009/10/28
Google ビジネス 包囲網
Google10年間の軌跡
GoogleChannelUKより。ビデオがオシャレに纏まっています。しかし10年でこれだけ世界中の人々に影響を与えた会社は他にないんじゃなかろうか。Google依存な人続出。そしてどの企業もGoogle包囲網をしいてその脅威に対抗しとります。Google包囲網については日経ビジネス記事がとても参考になりまする。
2009/9/16
SNS ビジネス ヤフー

ヤフーがビジネスSNS「CU」のサービスを終了したが、理由は事業化の目処がたたなかったためだとか。CUとは「ビジネスにおける人脈管理・人脈拡大をサポートし、新たなビジネスチャンスのキッカケづくりを支援するビジネスネットワーキングサービス」ということだったが受け入れらなかった。
というか、mixiやgreeなどの既存巨大SNSでビジネスSNS的な活動が行われていたんだと思う。普通のSNSがビジネスSNSを含んでいた。利用者側からすると複数のSNSを使い分ける人は稀で、アクティブなものは大概1つだろう。単純に参入が遅すぎた。差別化要素が弱かった。そしてビジネスSNSのニーズがあったとしても代替する場が既にあったということでサヨウナラ。天下のヤフーも大企業病にかかってきたかな?南無ー。
そんなことより、Flickr を日本ローカライズさせたほうがうまくいくと思うのだが。。Yahoo! は嫌いだが、Flickr は好きなので仕方なく Yahoo のアカウントをもっている人は多いと思う。
2009/6/23
アート ビジネス ブランド 村上隆

日本を代表するアーティスト?の村上隆と、アーティストを支えるギャラリストの小山登美夫の頭の中がちょっとわかる本。芸術とビジネスの関係がよくみえる。本に書いてあることをすべて鵜呑みにしてはいけないと思うが。
芸術とはいえ、マーケットの中で生きていくと決めたら、とらざるを得ない戦略がある。自分の役割を見いだし、マーケットの中で実践を積んだムラカミは凄いと思う。芸術家というより起業家。特に、海外(アートシーンにお金が豊富なアメリカ)にむけて、日本のカルチャーを翻訳し、作品といった形に残し、ニーズを拾って価値をつけて売りさばく。。彼はプランナーでありマーケッターであり、国際的なブランドクリエイターなんだなと。
個人的にムラカミ作品の芸術性は理解できない。後世にも語り継がれる芸術作品というより、トレンドとカルチャーを取り込み(一部の人には)大変価値のある揮発性商品。そんなイメージは本を読んだ後も残った。とはいえ、芸術というジャンルでビジネスを論ずることができるのは、国内ではまだ彼らしかいないんだろう。面白い世界だなぁ。