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ソーシャルゲームの成功要素


家庭ゲームといえばDSやWiiを思いつく。プレイスタイルとしては1人・家族・友人で。いわゆるリアルな対人。一部ネット対応もあるが、未だに主流はスタンドアロンだったりする。

比較的対人要素の多いオンラインゲームはというと、赤の他人とのコミュニケーションがあるとはいえ、同時刻にログインしている必要があったり、動作環境が限られていたり、上級者・初心者間のプレイ意識や知識のGAP解消に難があったりと、何かと面倒な制約や障壁がある。

継続的でコミュニティ要素のあるソーシャルゲームはというと、友人・知人間であったり、趣味や嗜好といった直接関係のない他人とのコミュニケーションの仕組みがあるゲーム。コミュニケーションといってもかなりゆるい。プレイ時間にも制約がない。

例えばmixiでは「サンシャイン牧場」のような農場ゲームや「ブラウザ三国志」のような伝統的な戦略シミュレーションゲームが大当たりしている。試しにいくつかプレイしてみて感じたことを列挙すると、基本的な成功要素は、

・ゲーム自体の完成度・面白さ・斬新さ
・ゲームを優位に進めるための有料アイテム
・無料の範囲でも十分楽しめること
・運営者やプレイヤー同士の双方向コミュニケーション

などがあげられよう。また、キャラクターデザインは好みの問題はあるが、渋すぎず萌えすぎずの万人受けスタイルで、ヘルプ無しでも直感的に操作できるインターフェースを備えている。

さらに掘り下げると、以下のような要素もある。

・インセンティブ(キャンペーン、友達紹介、クエスト)
・ランキング等の統計情報
・プレイヤーのプレゼンス
・プレイヤーのグルーピング
・PC/Mobile両対応
・フェーズ区切りと次ゲームへの資産繰越

個人的には、プレゼンス視覚化とグルーピングによる競争心や団結心を形成させるような仕掛けを評価したい。ゲームに膨大な時間を費やす中毒者(ネトゲ廃人)を増やす工夫がたくさんある。単純にゲームを楽しむことに加え、ゲーム上という制約のもとで新たな人間関係を構築する、そんなソーシャルゲーム(特に中国産と米国産)に注目していきたい。廃人にならない程度に・・。

※「ソーシャル」という単語にピンとこないときは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスWを一読されたし。

Facebook帝国とソーシャルID


世界地図の黄緑色の部分がFacebookの占領地。ユーザー3億5千万人以上といわれるSNSのリーダーは英語圏だけに留まらない。確かにインド人や中国人からFacebookのお友達リクエストがバンバンくるので、Facebook帝国の勢いを感じるっちゃ感じるが、そんなに・・!?

なにが成功要因なのかよくわからないが、Facebookが利用者に対しwebにおけるソーシャルIDを振り出し、それを管理する役割を担ってしまったんじゃなかろうか。海外サイトを徘徊してみると個人情報の管理は極力Facebookで。という流れが見えてきた。コミュニティ、マイポータル、ユーザー管理と活用範囲は幅広い。米yahooはサイト滞留時間増という結果も残した。

近い将来、Facebook帝国がwebを支配することに成功したとしたら、、、これは日本の官に研究して欲しい要素でもある。運転免許証、パスポート、年金番号・・と中途半端なソーシャルIDの連発に終止符を。

ちなみに、僕はFacebookのアカウントは持っているが放置プレイ。アカウントを作ったのはオーストラリアに拠点を置く友人からのリクエストがきっかけだった。日本の支配者はもちろんmixi。人によってはgreeになったりするんだろうけど。ただ、本名で登録している人が少ないので、お友達の新規開拓がやりづらいとは思っている。

コラボレーションクラウド


Salesforce Chatter

セールスフォース。勢いのある企業は凄いね。社内ソーシャルネットワーキング+αのようなクラウドサービスSalesforce Chatterをリリース。リアルタイムなコラボレーションプラットフォームとうたっている。“Facebook for the enterprise.” という分かりやすいキーワードも。社員がFacebookのようにプロフィールを持ち、アクティビティをTwitterのようにつぶやく。なんか遊んでしまいそうだな。

ソーシャルアプリケーション続々

social application
海外サイトのトレンドに追いつけ追い越せと、国内サイトでもソーシャルアプリケーションが誕生してきている。顕著なのはSNS。大手SNSの mixi や GREE でもヒットアプリが存在しているようだ。牧場・農業ゲームと釣りゲームに人気が集まっているらしいがまだまだありそうだ。アプリケーションを通じて友だちとのコミュニケーションを手軽に行うための機能に工夫がみれる。これらのソーシャルアプリは確実にウェブの魅力を高めているといえよう。

特に mixi のプラットフォームのやり方がうまいように思う。OpneSocial に準拠してオープン化させ、ソーシャルアプリケーションアワードと題してコンテストも開催しており、デベロッパーにもちゃんと目を向けている。また、影響力が強いモバイルアプリの領域では、GREE と DeNA が訴訟問題に発展するほど独自開発組も頑張っている。

楽しげなゲームがドライバーとなっているようだが、クックパッドや食べログのような飲食情報/レシピ情報がソーシャルグラフを利用してSNSにアドオンできるようになってくるとまた面白いことができそうだ。今後どのように進展していくのか。クラウド・ソーシャルアプリの分野は非常に興味深い。

ソーシャルニュースの可能性

socialnewsソーシャルニュースとは、専門記者ではなく一般のユーザーが作成するニュースサイトや、専門の編集者を置かずにユーザーによって投稿された記事をニュースとして載せていく仕組みをとっているニュースサイトのことを言う。ユーザー自身が面白いニュースやブログ記事を探し出し、みんなでそれにコメントや投票をしてニュースの価値を決めていくのだ。海外の有名どころとして、ユーザーが記事に対して投票し、得票数の多いものから順に掲載する仕組みを取っている Digg がある。

日本にもソーシャルニュースサイトは存在する。Yahoo!みんなのトピックスや、はてなブックマーク(人気・注目ニュース)など。ちなみに、日本初のソーシャルニュースサイトは、Choix(チョイックス)、または、newsing(ニューシング)らしい。どちらのサイトも「日本初は俺だ」と主張しているが、そんなことはどーでもいい。探せば探すだけたくさん存在するもんだ。これだけ多いとわけがわからんので、ソーシャルニュースを集めたソーシャルニュースサイトとか、テーマを絞ったわかりやすいソーシャルニュースサイトがあっても面白いと思う。いずれにせよ、今後、ソーシャルニュースがどのように力をつけてくるのか、楽しみにしている。