脳と情報整理の関係

グーグル時代の情報整理術 (ハヤカワ新書juice)
元GoogleのCIOによる情報整理術。まぁ各種Googleサービスの紹介本ってところだ。Googleサービスについてはいくつか実際に使っているし、特に本を読んでまで深く知ろうとは思わないのだが、この著者のバックグラウンドに惹かれて本を手に取った。彼が幼少の頃は知覚障害者だったのだ・・!

だが、彼は認知科学の博士号を取得しており、脳科学・心理学のプロでもある。インターネットの普及により膨れ上がった情報量に対処するには、まずは社会や自分自身が課す制約をうまくかいくぐって、脳にストレスを与えないことだと述べている。脳の仕組みと情報整理について、いくつかリンクする話も紹介されていて、この辺がちょっと面白かった。また、仕事とプライベートの関係については、ライフとワークのバランスをとるというより、ライフとワークを融合するほうがよいと興味深いコメント。もっと深い内容の続編が望まれる1冊だった。

<目次>
1 自分を客観的に見つめ直す(自らの脳を探る旅—カクテル・パーティとキャプテン・クランチ
どうしようもなく間違った現代社会の仕組みと向き合う—夏休み、郊外生活、工場の勤務時間 ほか)
2 新時代の整理術を身に付ける(検索が重要なワケ—テイラー・システムとトラッパー・キーパーに別れを告げて
検索技術をマスターする—フランスのパリか、ラスベガスのパリスか? ほか)
3 大小さまざまな困難に打ち克つ(注意の散漫をなくし、仕事に集中する方法—脳の負担を抑える
仕事とプライベートを融合させる方法—浜辺でメールをチェック ほか)
エピローグ 考えるな、滑れ!

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